舌の磨きすぎには注意!!舌磨きには舌磨き歯ブラシを!!
舌を磨いている方、磨くことは良いことです!!
舌にも汚れが付いていると雑菌が繁殖するので、
優しく磨いていただけると嬉しいです♪
ポイントは優しく磨く です。
歯は歯ブラシで磨きますが、
舌は何で磨いていますか⁈
もし歯ブラシでそのままゴシゴシ磨いている方がいらっしゃりましたら、
すぐにやめてください!!
続きを読む
唾液の免疫力はインフルエンザ予防に効果的!!
「唾液の免疫力向上が新たに発見され、
インフルエンザに有効なデータが確認できた」
このフレーズ、聞いたことありませんか⁇
大手メーカーさんの最近のCMです。
このCMを初めて見た時、
やっとテレビでも唾液の免疫力が取り上げられたー!!と喜んでいました笑
メーカーさんとCMの関係性については賛否両論ありますが、私が伝えたいのはCM内容への意見ではなく、やっぱり唾液の力についてです!!
先日、インフルエンザ予防に歯磨きを紹介しました!!
実践してみよう♪
と思ってもらえた方が1人でもいると嬉しいです(*⁰▿⁰*)
今日は、お口からインフルエンザ予防に繋がるもう1つの対策!!
唾液の免疫力の効果です!!
唾液の役割についてはご紹介しましたね♪
その役割の中の
「抗菌作用」「粘膜保護作用」「粘膜修復作用」がインフルエンザにも有効的なんです!!
その唾液の役割を最大限に活かすためには、
お口の中を清潔に保ち、
唾液をしっかり出してあげること。
唾液をしっかり出すって生理的なことだから意識するだけぢゃ無理なんぢゃないの?
と思われる方もいらっしゃると思いますが、
レモンを見たら唾液が出るように、
唾液量は環境によって左右するんですよ♪
●よく噛むこと
1番簡単なのはガムを噛んだりすると唾液が出てきますよね。
噛むという刺激から分泌が活発になります。
よく噛んで食べること
それだけで唾液の量は変化しますよ♪
健康にも良いので是非実践してみてください(*'▽'*)
●水分補給
水分で口の中を潤すことも大切です。
ただし、カフェインを含むものは利尿作用が働くため、オススメしません❌
また、ジュースなど糖分を多く含んでいるものは虫歯への心配がありますので、こちらもオススメな水分補給ではありません❌
●鼻呼吸
口呼吸はお口の中を乾燥させるので、
鼻呼吸を意識してみてください。
また、口呼吸はダイレクトにウィルスなども一緒に吸い込みますので、乾燥したお口の環境下では感染のリスクが上がってしまいます。
乾燥していると風邪やインフルエンザにかかりやすいと言われているのはご存知ですか⁇
乾燥は大敵です!!
お部屋で加湿器を使っていただくことで乾燥を防ぎ、
感染しにくい環境へと近づけます。
お口の中もお部屋と同じ。
お口の中の乾燥がインフルエンザの感染リスクに左右します。
この時期はお部屋同様、お口の中も乾燥しやすいので、乾燥しにくい環境づくりを心がけましょう♪
唾液量を増やすマッサージなども効果的ですので、
歯医者さんでマッサージをしてもらったり、
お口に合わせた体操などを教えてもらうのも
オススメです♪
お口の中からインフルエンザを予防しましょう♪
唾液の役割。実は唾液って大切な役割をしているんです!!
あまり注目を浴びることのない唾液くん
お口の健康を気遣っている人でも、
意外と唾液の役割を知らない人が多いようです。
唾液くん💧
存在は誰もが知っているのに、あまり注目されていない存在なんですね( T_T)
そんな唾液くんの役割を紹介します!!
唾液くんの基礎知識
唾液はお口の中で分泌される液体ということはご存知ですよね。
では、1日に分泌される唾液量ってご存知ですか?
ご存知でなくても、どれくらいだと思いますか?
ちょっと想像してみてくださいね。
そして正解はすぐ言っちゃいますよ!!笑笑
健康な人の1日の唾液分泌量は
1〜1.5リットルと言われています💧
どうでしたか?想像よりも多くないですか?
小さなお口の中で、これだけの量を1日で分泌してるんです!!
注目は浴びていませんが、それだけ重要な役割をしているんですよ。
唾液くんの役割を知ってほしい!!
唾液はお口の中を潤す役割があります。
それだけではなく、それぞれの構成成分がお口の健康を守っています。
その役割を簡単にご紹介します。
- 消化作用
これは学生の頃、生物の授業で習いましたよね。
アミラーゼという酵素がデンプンを分解して
体内で吸収しやすい形にしてくれています。
ここがうまくいかないと次の消化に影響が出ます。
飲食をした時に必要な役割です。
- 潤滑作用
難しい言い方ですが、
簡単に言うと発音や発生をスムーズにしてくれています。
口や喉が乾いていると話しづらいですよね。
話すために必要な役割です。
- 食塊形成作用
これも難しい言い方ですが、漢字の通り、
味を感じさせたり、噛み砕いたり、飲み込んだりしやすい形にしてくれています。
パサパサのクッキーを食べた時、
味を感じにくかったり、飲み込みづらかったりしますよね。
それをこの作用が助けてくれているんです。
- pH緩衝作用
理科の授業で出てくるような言葉ですが、
飲食をするとお口の中は酸性に傾きます。
体は酸化させると良くないっていうイメージはありませんか?
唾液はこの作用で酸性に傾いたお口のpHを中和させることが出来るんです。
これは虫歯予防にも関係する作用です。
- 抗菌作用
その名の通り、細菌の増殖を抑える働きがあります。
逆に言えば、唾液が減るとお口の中は最近が増殖するので
お口の中の清潔を保つために必要な作用です。
- 粘膜保護作用
こちらもその名の通り、お口の中や喉、食道に唾液がひっついて
傷つけにくくしてくれています。
先日インフルエンザの話でもお話しましたが、
粘膜に傷がつくとウィルスや細菌に感染しやすくなってしまいます。
感染予防にも大変役立っている作用です。
- 粘膜修復作用
こちらもその名の通りです。
唾液は粘膜を保護してくれるだけではなく、
組織が傷付いた時に修復もしてくれているんです。
この作用も粘膜を守るために役立つ大切な役割です。
- 再石灰化作用
再石灰化ってCMなどで聞いたことはありませんか?
歯が虫歯になる過程で
脱灰といって歯を溶かしていく現象があるのですが、
この再石灰化とは、飲食によって溶けかかった歯面の修復をする作用のことです。
つまり、虫歯で溶けかかった歯を修復する重大な役割なのです。
唾液くんの多様で大切な役割、伝わりましたか?
簡単に説明するつもりが、長々と語ってしまいました💧
注目されない唾液くんの多様で大切な役割、伝わりましたか?
唾液くんは食べる時や話す時は手助けし、ウィルスや菌からも守り、
粘膜を守り、傷ついた時は修復し、
虫歯からも守り、溶け始めたら修復し、
お口の健康を保つための全ての役割を担っているんです!!
とっても頑張り屋さんですよね٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
ウエルテック コンクールマウスリンス (洗口液) 250ml
そんな唾液くんの分泌量には個人差があります。
遺伝やご年齢、疾患やお薬などで変化しますし、
普段は感じなくても、最近よく口が乾燥してるかも⁇って
感じるときはありませんか?
少ない時は健康な人の量に近づけてあげることが大切です。
そんな時にオススメなので、ご興味がある方は試してみて下さい!!
注目されることの少ない唾液くん💧
乾燥する冬には特に大活躍してもらいたい大物ですので、
みなさんに少しでも知ってもらえると嬉しいです(*⁰▿⁰*)
インフルエンザ予防に歯磨きをしよう!!予防接種だけが予防ぢゃない!!
インフルエンザ予防といえば?
インフルエンザが流行る時期になってきましたね。
インフルエンザ予防といえば、やっぱり予防接種💉
この時期はインフルエンザの流行に備え、
予防接種を受け始める方が多いのではないでしょうか。
インフルエンザワクチンの予防接種は内科や耳鼻科など、
接種可能な医療機関で受けることが可能です。
予防接種だけぢゃない!!インフルエンザ予防
予防接種はもちろん、 効果的なインフルエンザ予防ですが、
予防接種だけぢゃない対策もしっかりしておきましょう。
- 手洗い・うがい
これは基本中の基本ですね。
子供の頃から毎年言われている予防方法です。
- マスクの着用
これもみなさんご存知の通りの予防方法です。
- 体調管理
これも基本中の基本。
しっかり食べて、しっかり寝る
体力が下がれば免疫力も下がります。
年末は仕事や忘年会etcお忙しいとは思いますが、
出来る限り免疫力が下がらないように体調管理もしっかりしましょう。
- 食事
ビタミンは免疫力を高めます。
納豆やヨーグルト、緑茶なども予防食と言われていますので、
栄養素をバランス良く摂取することを心がけてみて下さい。
歯磨きも効果的なインフルエンザ予防!!
そして私が1番伝えたいのは、やっぱり歯にまつわること!!
先程お話したインフルエンザ予防と同じくらい実践して欲しいのが
歯磨きです!!!!!!
歯磨きでインフルエンザ予防(・・?)
そう思われる方もまだまだ多いと思いますが、
歯磨きは効果的なインフルエンザ予防なんです!!
理由はインフルエンザの感染経路にあります。
インフルエンザウィルスは口や鼻から侵入し、
喉の粘膜に引っ付きます。
喉の粘膜に傷がなく、潤っていれば
ウィルスにとっては留まりにくい環境なんです。
そこに歯磨きがどう関係するのか⁇
歯磨きをしなければお口の中は菌が繁殖します。
繁殖した菌はお口の中から喉へ移動するんですね。
その菌が喉の粘膜を攻撃して傷を作りますψ(`∇´)ψ
傷が出来た喉にインフルエンザウィルスが入ってくると、、、
その傷にウィルスが留まりやすくなり、
感染しやすくなってしまうんです( ´△`)
つまり、歯磨きをしっかりしてお口の中を清潔に保っていれば
喉へ攻撃する菌が激減するのでインフルエンザウィルスの感染予防になるんです!!
歯磨きの効果、伝わりましたか?
インフルエンザ予防には様々な方法があります。
少しでも感染リスクを減らすために、
あらゆる予防をしておくことが大切。
歯磨きはインフルエンザウィルスだけでなく、
様々なウィルスや菌の感染予防に効果的なんですよ!!
本当は毎食後歯磨きをして欲しいです。
でもお仕事やお出かけ先などで
なかなか昼食後は出来ない方もいらっしゃると思います。
なのでせめて、朝晩の2回はこの時期だけでも歯磨きをしてみてください!!
ここから習慣になって、
インフルエンザ時期が終わっても歯磨きをする
そうなってくれることを密かに願っています(๑>◡<๑)
間違ったネット情報に騙されないで!!その方法は本当に正しいですか⁇
1番初めに伝えたいこと
それはネット情報は必ずしも正しいわけではないということです。
知りたい!!
そう思った時、みなさんはどうされますか?
やっぱり今のご時世、ネット検索が主流。
ネット環境があれば24時間、誰でも情報を得られます📱
お口のことに興味を持って、調べてもらえるのは
とても嬉しいことなのですが(*⁰▿⁰*)
ネットに載っている情報を鵜呑みにしないで下さい!!
例えば
●◯◯で毎日うがいをするだけでホワイトニング効果♪
→ホワイトニングは出来ません❌
●食後にこのタブレットを舐めるだけで歯磨き効果♪
→歯磨き効果はありません❌
●このマウスウォッシュを使えば歯周病が治ります♪
→マウスウォッシュだけでは治りません❌
本当にあった話
幼いお子様が虫歯になったと来院されたお母さんから一言。
「食後に虫歯予防のキャンディをいつも食べさせてたのに。
何故虫歯になったの⁇」
→虫歯予防のキャンディだけでは虫歯は防げません❌
出来物ができたと来院された年配男性。
その出来物は嚢胞。
(液体や固体が溜まった風船みたいなもの)
これは早急に摘出しなければいけないものでした。
状態を説明し、すぐに摘出を提案しましたが、
男性は「1度自分でも調べてみたい」と保留に。
しばらくして来院された時、
再度、摘出を提案しましたが男性からは
「ネットで摘出しなくてもいいという記事を見つけた。
その記事を書いている先生に診てもらって、
摘出しなくていい治療をしてもらうことにします。」と。
確かに摘出しなくていいものもあるのですが、
その男性の場合は当てはまらないケース。
そのことを何度お伝えしても、
自分はネットで探した記事の方法で治したいと、、、
さらに探した歯科医院は遠方の為、
大型連休まで行けないと、、、
その男性は大型連休まで待ち、
調べた歯科医院へ行かれたのですが、
そちらでもやはり早急に摘出を薦められました。
結局、当院で処置をされましたが、
病状は進行し、当初よりも大掛かりな治療になりました。
まとめ
情報を調べることは悪いことではありません。
お口のことに興味を持ってもらえることは嬉しいことです♪
ただ、その調べた情報が全て正しいわけではないのです。
情報自体が誇大広告的に伝えられていることもあれば、
情報は自体は正しくても、
その人に当てはまらないケースもたくさんあるのです。
本当は私たちが患者様に正しい情報をうまく伝えることが出来ればいいのですが、
先程の患者様のケースのように、まだまだ力不足なところがありますm(__)m
情報を調べる時はいつ、どんな人が書いた記事なのかも
併せて見るようにして下さい。
情報を得た時は、そういう方法もあるという
1つの知識として持っておいもらえると
正しい選択が見つかりやすいかもしれません。
私のこの情報も知識の1つとして役に立てれば嬉しいです(*⁰▿⁰*)