唾液の役割。実は唾液って大切な役割をしているんです!!
あまり注目を浴びることのない唾液くん
お口の健康を気遣っている人でも、
意外と唾液の役割を知らない人が多いようです。
唾液くん💧
存在は誰もが知っているのに、あまり注目されていない存在なんですね( T_T)
そんな唾液くんの役割を紹介します!!
唾液くんの基礎知識
唾液はお口の中で分泌される液体ということはご存知ですよね。
では、1日に分泌される唾液量ってご存知ですか?
ご存知でなくても、どれくらいだと思いますか?
ちょっと想像してみてくださいね。
そして正解はすぐ言っちゃいますよ!!笑笑
健康な人の1日の唾液分泌量は
1〜1.5リットルと言われています💧
どうでしたか?想像よりも多くないですか?
小さなお口の中で、これだけの量を1日で分泌してるんです!!
注目は浴びていませんが、それだけ重要な役割をしているんですよ。
唾液くんの役割を知ってほしい!!
唾液はお口の中を潤す役割があります。
それだけではなく、それぞれの構成成分がお口の健康を守っています。
その役割を簡単にご紹介します。
- 消化作用
これは学生の頃、生物の授業で習いましたよね。
アミラーゼという酵素がデンプンを分解して
体内で吸収しやすい形にしてくれています。
ここがうまくいかないと次の消化に影響が出ます。
飲食をした時に必要な役割です。
- 潤滑作用
難しい言い方ですが、
簡単に言うと発音や発生をスムーズにしてくれています。
口や喉が乾いていると話しづらいですよね。
話すために必要な役割です。
- 食塊形成作用
これも難しい言い方ですが、漢字の通り、
味を感じさせたり、噛み砕いたり、飲み込んだりしやすい形にしてくれています。
パサパサのクッキーを食べた時、
味を感じにくかったり、飲み込みづらかったりしますよね。
それをこの作用が助けてくれているんです。
- pH緩衝作用
理科の授業で出てくるような言葉ですが、
飲食をするとお口の中は酸性に傾きます。
体は酸化させると良くないっていうイメージはありませんか?
唾液はこの作用で酸性に傾いたお口のpHを中和させることが出来るんです。
これは虫歯予防にも関係する作用です。
- 抗菌作用
その名の通り、細菌の増殖を抑える働きがあります。
逆に言えば、唾液が減るとお口の中は最近が増殖するので
お口の中の清潔を保つために必要な作用です。
- 粘膜保護作用
こちらもその名の通り、お口の中や喉、食道に唾液がひっついて
傷つけにくくしてくれています。
先日インフルエンザの話でもお話しましたが、
粘膜に傷がつくとウィルスや細菌に感染しやすくなってしまいます。
感染予防にも大変役立っている作用です。
- 粘膜修復作用
こちらもその名の通りです。
唾液は粘膜を保護してくれるだけではなく、
組織が傷付いた時に修復もしてくれているんです。
この作用も粘膜を守るために役立つ大切な役割です。
- 再石灰化作用
再石灰化ってCMなどで聞いたことはありませんか?
歯が虫歯になる過程で
脱灰といって歯を溶かしていく現象があるのですが、
この再石灰化とは、飲食によって溶けかかった歯面の修復をする作用のことです。
つまり、虫歯で溶けかかった歯を修復する重大な役割なのです。
唾液くんの多様で大切な役割、伝わりましたか?
簡単に説明するつもりが、長々と語ってしまいました💧
注目されない唾液くんの多様で大切な役割、伝わりましたか?
唾液くんは食べる時や話す時は手助けし、ウィルスや菌からも守り、
粘膜を守り、傷ついた時は修復し、
虫歯からも守り、溶け始めたら修復し、
お口の健康を保つための全ての役割を担っているんです!!
とっても頑張り屋さんですよね٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
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そんな唾液くんの分泌量には個人差があります。
遺伝やご年齢、疾患やお薬などで変化しますし、
普段は感じなくても、最近よく口が乾燥してるかも⁇って
感じるときはありませんか?
少ない時は健康な人の量に近づけてあげることが大切です。
そんな時にオススメなので、ご興味がある方は試してみて下さい!!
注目されることの少ない唾液くん💧
乾燥する冬には特に大活躍してもらいたい大物ですので、
みなさんに少しでも知ってもらえると嬉しいです(*⁰▿⁰*)